すかいらーく、約200店舗閉店へ 通期150億円の純損失に

2020/11/13 10:38
ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局

すかいらーくのロゴ
すかいらーくホルディングスは12日、2020―2021年に約200店舗を閉店すると発表した。新規出店との差し引きで約120店舗の純減となる。従業員の雇用は維持するとしている。資料写真、2006年6月撮影(2020年 ロイター/Yuriko Nakao)

 すかいらーくホールディングス(HD)は11月12日、従来は未定としていた2020年12月期の連結業績予想(国際会計基準)を公表した。売上収益は前期比21.9%減の2930億円、営業損益は200億円の赤字(前期は205億円の黒字)、純損益は150億円の赤字(同94億円の黒字)となる見通しだ。

 新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛の影響を受け、同社の20年1〜9月期の既存店売上高は前年同期比26.8%減、客数は30.1%減と大きく落ち込んだ。一方で、デリバリー(宅配)売上げは35%増の241億円、テイクアウト売上げは約2.1倍の130億円に伸びている。

 同社は不採算店舗の整理を急ぐと同時に、デリバリー・テイクアウトを強化していく。20年4〜9月期に「ガスト」「フロプレステージュ」「しゃぶ葉」など85店舗を閉鎖したが、21年末までに合計で約200店舗を閉鎖する。

 デリバリー実施店舗は、10月時点で自社配達が1200店舗(前年同月比16%増)、宅配代行による実施店が1517店舗(約1.7倍)となっているが、実施店舗や配達エリアを拡大していく。

 21年12月期も新型コロナの影響は続くとみており、既存店売上高は19年対比で15%前後の減少となる見通し。デリバリー売上げは30%前後の増加、テイクアウト売上げは2倍前後の増加を見込んでいる。現時点では、21年12月期の売上高を3100億〜3200億円、営業利益を100億円前後と予想している。

※内容を追加しました。(11/13 12:30)

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