DCMHD 新型コロナ禍で上半期の営業利益は75%増

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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2021年2月期上半期(3月~8月)の業績は、営業収益が2530億円(前年同期比11.0%増)、営業利益が223億円(75.9%増)と、大幅な増収増益となった。

 DCMホールディングスが9月29日に発表した2021年2月期上半期(3月~8月)の業績は、営業収益が2530億円(前年同期比11.0%増)、営業利益が223億円(75.9%増)と、新型コロナ禍におけるホームセンター需要の拡大を受けて、大幅な増収増益となった。

 3月~4月はマスクやアルコール除菌関連商品が好調で、5月以降は外出自粛に伴い、園芸やDIY需要が拡大した。部門別では園芸が14.1%増、ホームインプルーブメントが15.4%増、ホームファニシングが14.0%増、ホームエレクトロニクスが12.9%増と全体を牽引した。

 DCMブランドのアイテム数は3700増えて2万4100SKUとなり、同ブランドの売上高は18.3%増の498億円。売上高構成比は23.2%と前年から1.1ポイント(pt)アップした。売上総利益率も、ケーヨーへの商品供給分を除くと34.2%となり、前年同期からは0.7pt改善した。

 21年2月期通期予想は9月18日に上方修正しており、営業収益は4620億円(5.6%増)、営業利益は 301億円(44.5%増)、経常利益は295億円(46.7%増)、純利益は195億円( 41.5%増)としている。

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