DCMホールディングスは、2021年2月期上半期(3月~8月)決算発表前に、新型コロナウイルス感染拡大による巣ごもり需要や、在宅勤務拡大による生活様式の変化から、園芸用品、DIY用品などを中心に売上高が好調に推移したことを受け、業績予想を大幅に上方修正した。
それによると、営業収益は期首初めから239億円上振れする2529億円、営業利益は91億円上振れする223億円とした。当初は営業収益が微増、営業利益は約4%増を見込んでいたが、最終的に営業収益は約11%増、営業利益は75.9%増の大幅な増収増益となる。
なお同社は、21年2月期に関して、下半期の業績は見通しが付きにくいとして当初予想を据き、上半期の上振れ分をそのまま通期業績予想に上積みした形で、上方修正した。
21年2月期は、営業収益が4620億円(5.6%増)、営業利益は301億円(44.5%増)、経常利益は93億円上振れする295億円(46.7%増)、当期純利益は65億円上振れする195億円(41.5%増)とした。