メニュー

コーナン商事、3月~5月の営業利益68.4%増

コーナン
外出自粛要請による家庭内需要や在宅勤務の拡大により、オフィス家具やOA機器、DIY用品や園芸用品、家具、家庭用殺虫剤等、幅広い商材の需要が拡大した。

 コーナン商事の2020年2月期第1四半期(3月~5月)の営業収益は前年同期比で29.5%増の1137億円(億円未満切り捨て、以下同じ)、営業利益は同68.4%増の108億円と、大幅な増収増益となった。

 期間中の3カ月は、新型コロナウイルス感染拡大の影響が大きく、マスク・アルコール消毒液等の感染対策商品の需要増が顕著。また外出自粛要請による家庭内需要や在宅勤務の拡大により、オフィス家具やOA機器、DIY用品や園芸用品、家具、家庭用殺虫剤等、幅広い商材の需要が拡大した。

 売上総利益率は前年同期比から1.0ポイント(pt)アップして38.1%に、販売管理比率はチラシ削減やイベントの中止などで2.2pt下げて31.6%となったことで収益が改善し、全ての損益項目において過去最高を更新した。

 通期業績に関しては期首初めの予想を据え置き、営業収益は4034億円(7.7%増)、営業利益は205億円(2.2%増)、経常利益は192億円(1.5%増)、当期純利益は120億円(1.4%増)としている。