[27日 ロイター] – 米HPが発表した第2・四半期(2─4月)決算は、売上高が125億ドルと市場予想を下回った。リフィニティブのIBESデータによる市場予想は129億ドルだった。
一般会計原則(GAAP)基準の1株利益は0.53ドル。非GAAP基準では0.51ドルとなった。
1株利益の市場予想は0.44ドルだった。
パーソナルシステム事業の純売上高は83億1000万ドルで、前年同期の89億2000万ドルから減少した。
プリンティング事業の純売上高は41億6000万ドル。前年同期は51億2000万ドルだった。
同社は第3・四半期の希薄化後1株利益について、GAAP基準で0.35─0.41ドル、非GAAP基準で0.39─0.45ドルになるとの見通しを示した。
2020年度通期の見通しは示さなかった。
また、同社のエンリケ・ロレス最高経営責任者(CEO)は、CNBCのインタビューで、自社株買いについて良いプログラムだと指摘し、同社の株価は過小評価されているとの見方を示した。
状況がさらに安定化すれば、より積極的に自社株買いなどの株主還元を実施するとした。