週刊スーパーマーケットニュース アルビスが「七尾店」で炊き出し

ダイヤモンド・チェーンストア編集部 (株式会社ダイヤモンド・リテイルメディア)
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アルビスは1月6日、「アルビス七尾店」(石川県七尾市)で令和6年能登半島地震の被災者に対して豚汁・おにぎり・いなり寿司など600食を提供。また、生活用水の給水支援(1家族5ℓ/500家族分)を行った。(12月22日~1月11日のニュースをまとめました)

アルビス

ラルズ
「お下がり回収」活動を開始

 ラルズは1月9日から「スーパーアークス長都店」(北海道千歳市)で「お下がり回収」活動を開始した。子育て支援を軸としたサステナブルな社会の実現に向け、子育てにおける地域の課題解決や子供服の廃棄削減に貢献することを目的とする。なお、「お下がり交換会」(イベント名「おさがりくるりん」)については、2016年から実施している。

ベイシア
「Teachme Biz Award 2023」でダブル受賞

 ベイシアはマニュアル作成・共有システム「Teachme Biz」を提供するスタディスト(東京都)が開催した「Teachme Biz Award 2023」で、優秀賞とチェーンオペレーション部門賞を受賞した。約2,000社の利用企業のなかから、「Teachme Biz」の活用度や導入成果などでとくに優れた企業を表彰するもので、ベイシアはマニュアルの運用を通じ、年間3万4000時間の業務時間の削減や全3220件のマニュアルのうち493件を改定するなど、「標準化」、「徹底化」、「単純化」を高いレベルで実行できたことが評価された。

「富岡店」にPOP UP SHOPを期間限定オープン

 12月29日からは「ベイシア富岡店」(群馬県富岡市)に、ライフスタイルショップ「AWESOME STORE(オーサムストア)」のPOP UP SHOPを期間限定でオープン。ベイシアでは初の展開で、生活雑貨やインテリア、キッチン、ペットグッズなどさまざまなカテゴリーの商品を揃えた。

サミット
恒例の年末チラシを配布

 サミットは12月30日に恒例の年末チラシを配布した。表面には、サミットのバイヤー14 人が「年末におすすめしたい商品」を紅組、白組に分かれて紹介し、お客からの投票数を競う「紅白食合戦」を掲載。また、裏面には「おためし下さいコーナー」の担当者が選ぶ「私の漢字」を掲載した。

メーカー40社が参加した「第四回サミット受験生応援メッセージ共通テスト」

 1月10日配布のチラシには「第四回サミット受験生応援メッセージ共通テスト」を掲載した。サミットが出した「あなたがおすすめする自社商品を題材に、受験生がクスっとなるような応援メッセージを40字以内で書きなさい」という問題にメーカー各社の担当者が回答。1月31日まで人気投票を実施する。投票者のなかから抽選で200名にサミットカード500ポイントをプレゼントする。

東急ストア
グローリーとリテールメディアの協同構築で実証実験

 東急ストアは1月上旬から4月末までの期間、グローリー(東京都)と協働で「東急ストア中目黒店」(東京都目黒区)と「東急ストア中央林間店」(神奈川県大和市)でリテールメディアの実証実験を行う。

 実証実験はグローリーが開発したデータ活用サービス「BUYZO Media(バイゾーメディア)」を用いて①来店促進を目的としたデジタル媒体向け広告の最適化、②来店検知システムによる来店客数や年齢・性別などのデータ分析、③店頭広告の視聴状況の解析、④来店客購買行動分析レポートの高度化、など、リテールメディアの多機能化・高度化策について検証する。また、東急ストア、来店客、広告主それぞれのメリットや、広告主の継続的なリテールメディアの利用意向についても検証していく。

「節電タイム」の買物でトクするキャンペーンを展開

 1月9日から3月31日まで、節電タイムの買物がおトクになる「まる得ポイント+eco[プラスエコ]」を実施する。節電タイムとは、電力・ガス供給会社の東急パワーサプライ(東京都)が利用者に節電の協力を呼び掛ける時間だ。効果的にピークカットして電力需給の最適化に取り組む東急パワーサプライと、「日々の買物がおトクになり、環境貢献にもつながる」新しい買物体験を提供したい東急ストアが、連携して展開していく。

 キャンペーンでは、節電タイムに東急ストアで2000円以上の買物をしたお客にTOKYU POINT 10ポイントを進呈する。また、東急パワーサプライの契約者が節電時間帯に「まる得ポイント+[プラス]」の対象商品を購入した場合、1商品当たり最大220ポイントを付与する。

マルエツ
移動スーパー2号車の運行を開始

 マルエツは1月10日から移動スーパー2号車の運行を、「マルエツ長津田駅前店」(神奈川県横浜市)で開始した。店舗周辺に坂道が多いことに加え、直接店舗に来店できない顧客からの需要があることから、「お困りごと」解消の一環として運行を始めた。販売商品は約300品目。土・日曜日を除く週5日運行し、1日最大5カ所で販売する。

栄養バランスに配慮した弁当の第3弾

 1月5日からは食のスペシャリストを目指す昭和学院短期大学ヘルスケア栄養学科(千葉県市川市)の学生と企画・開発した弁当の第3弾を発売。PFCバランス(たんぱく質・脂質・炭水化物)を考慮した「テリヤキソースの豆腐ハンバーグ弁当」と「さつまいもと豚バラ肉の甘辛和風弁当」(いずれも税込429円)の2品だ。

U.S.M.H
オフショア開発会社VTIと業務提携

 U.S.M.Hは12月25日、ITサービスを中心に事業を展開するVTI JOINT STOCK COMPANY(ベトナム・ハノイ)と業務提携契約を締結し、出資を実施することを発表した。業務提携することで、「ignica(イグニカ)」をはじめとするデジタルサービスのスピーディかつ安定したサービスの提供を実現し、顧客価値向上とRaaS(Retail-as-a-Service)事業の拡大をめざしていく。

原信
「白根店」が「ZEB」認証を取得

 原信は12月21日に、昨年11月29日に建替えオープンした「原信白根店」(新潟県新潟市:以下、白根店)が、建築物省エネルギー性能表示制度(BELS=建築物における省エネ性能を評価する第三者認証表示制度)の5段階評価で最高ランクを獲得したことを発表。スーパーマーケット業界で初めて省エネ達成度ランク最高位の「ZEB」認証(*)を取得した。
*ZEB…建物で消費する年間の一次エネルギーの収支をゼロ(100%削減)にすることを目指した建物。

フレスタ
「DBJ環境格付」を取得

 フレスタは12月25日、日本政策投資銀行(DBJ)が開発した格付システムである「DBJ環境格付」を取得したことを発表した。「環境への配慮に対する取り組みが先進的である」ことが評価されたかたちだ。

 フレスタはCO2削減などを掲げた2030年目標を策定している。また、プライベートブランド(PB)の「環境BimiSmile」を通じて海の生態系を支えるサンゴの保護活動を継続して行っているほか、「ストアtoストア」の考えのもと、資源のリサイクルループを構築。瀬戸内海のプラスチック削減をめざす官民連携プラットフォーム「GSHIP」でもプロジェクトに参画している。

記事執筆者

ダイヤモンド・チェーンストア編集部 / 株式会社ダイヤモンド・リテイルメディア

ダイヤモンド・チェーンストア編集部は、業界をリードする提案型編集方針を掲げ、小売業の未来を読者と共に創造します。私たちは単なるニュース伝達に留まらず、革新的なビジネスモデルやトレンドを積極的に取り上げ、業界全体に先駆けて解説することを使命としています。毎号、経営のトップランナーへの深掘りインタビューを通じて、その思考や戦略を読者に紹介します。新しくオープンする店舗やリニューアルされた店舗の最新情報を、速報性と詳細な分析で提供し、読者が他では得られない洞察を手に入れられるよう努めています。私たちの鋭い市場分析と、現場の細部にわたる観察を通じて、注目すべき店舗運営の秘訣を明らかにします。

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