朝外食する人が増加中!今後ますますの増加が予想される=ホットペッパーグルメ外食総研調べ
株式会社リクルートライフスタイルが運営する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」は20日、「朝外食」についてのレポート結果を発表した。
平日に外食店での朝食をすると答えたのは全体の37.3%。そのうち約3割が「週2日以下」で朝外食していると回答した。
朝外食の魅力については、1位「手間がかからない」、2位「非日常的な気分になれる、気分転換」という結果となり、朝外食には利便性と非日常性の二面あることが分かった。
また、平日・土日に関わらず朝外食する場所やしたい場所を調査したところ、1位は「自宅の近く」で全体の約半数、2位は「職場・学校の近く」で全体の約4分の1となった。
金額は500円未満が4割弱、800円未満でも8割弱となり、リーズナブルな食事が好まれる傾向があることが分かった。
ホットペッパーグルメ外食総研、上席研究員の有木氏はコメントで「女性の社会進出など、人々のライフスタイルの変化に伴い、朝食を外食で食べる「朝外食」はさらに広がっていく」と予測している。その要因として有木氏は下記の3つを挙げている。
(1) 子育て女性の就業率向上などにより、自宅での朝の持ち時間が減る傾向にある
(2) 訪日外国人増加の中で朝外食する習慣のある外国人が増える
(3) 外食店が朝のマーケットを白地と捉えていて、朝食を提供するお店が少しずつ増えている
海外では比較的スタンダードな朝外食。今後、マーケットの拡大とともにさまざまなジャンルの店舗が朝外食を提供することによって、さらなる広がりが予想される。