日米、貿易協定に正式署名 米農産品関税TPP水準へ

2019/10/08 12:00
    ロイター
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    トランプ大統領と握手する日本の杉山晋輔駐米大使。
    10月7日、日米両政府は米ホワイトハウスで貿易協定に正式署名した。写真は署名後、トランプ大統領と握手する日本の杉山晋輔駐米大使。10月7日、ワシントンで撮影(2019年 ロイター/Kevin Lamarque)

    [ワシントン 7日 ロイター] – 日米両政府は7日、米ホワイトハウスで貿易協定に正式署名した。新たな協定では米国産牛肉や豚肉などの関税が、日本を含む11カ国が参加する環太平洋連携協定(TPP)の水準まで段階的に引き下げられる。

    米通商代表部(USTR)当局者によると、アーモンドやブルーベリーなど年間約13億ドルの食品・農産品の関税が直ちに撤廃される。

    これに加え、牛肉や豚肉、鶏肉、ワイン、チーズなど30億ドル相当の製品の関税がTPP水準に段階的に引き下げられるという。

    また協定では、米国産小麦について、関税を課さない輸入枠を6年間で15万トンまで引き上げるほか、日本が輸入する際に徴収している差益(マークアップ)を45%削減し、TPPと同条件とする。

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