コーナン商事は、6月に株式取得した建デポの業績が第2四半期以降に反映されることに伴い、2020年2月期の通期予想を修正した。
営業収益は期首初めの予想から270億円上振れする3643億円(前年同期比9.2%増)とした。利益面では、株式取得により発生するのれん等の計上を考慮して、営業利益は205億円、経常利益は190億円、当期純利益は110億円と予想を据え置いた。
第1四半期の営業収益は878億円(前年同期比5.3%増)。昨年の災害の復旧需要が続いていることで木材・建材等が堅調に推移したことや、前年よりも降水量が少なくレジャー用品等の売上が好調だった。また、コーナンベトナムを連結範囲に含めたことで増収となった。
販管費が計画より0.6%下回ったことで、営業利益は、32.3%増の64億円となった。