週刊コンビニニュース ファミリーマート、台湾で4,000店舗を達成
一週間のコンビニエンスストアに関するニュースをまとめた週刊コンビニニュース。ファミリーマートの台湾におけるエリアフランチャイザーである、台湾ファミリーマートが展開する店舗数が、2月末に4,000店舗を達成した。台湾ファミリーマートの1号店の開店は、会社設立と同じ1988年。なお、現在の海外における店舗数は、東アジアと東南アジアで約8,400店舗となった(3月8日〜14日のニュースをまとめました)。
セブン-イレブン
さっぽろ圏と連携した「てまえどり」キャンペーン
「セブンプレミアムゴールド」などの冷凍食品9品
<関西エリア>「丹波大納言小豆」を使用したスイーツ2品
セブン-イレブン・ジャパンは、令和元年7月にさっぽろ連携中枢都市圏(さっぽろ圏)と締結した「まちづくりパートナー協定」に基づき、食品ロス削減の取り組みの一環として3月11日から「てまえどり」の普及を促進するキャンペーンをさっぽろ圏内の全483店舗で開始した。「てまえどり」は、商品棚の手前にある商品など、販売期限の迫った商品を優先的に選ぶ購買行動を通じて食品ロスの発生を抑えようという取り組み。さっぽろ圏と連携しながら、弁当や冷蔵コーナーなどで「てまえどり」を薦めるPOPなどを提示していく。
また同社は、セブン&アイグループのPB「セブンプレミアム」や「セブンプレミアムゴールド」の商品を含む冷凍食品9品を、3月15日から順次発売する。今回発売する「セブンプレミアムゴールド 金の蟹トマトクリーム」と「セブンプレミアムゴールド 金のボロネーゼ」(いずれも税抜398円)は、2層のソースが交ざり合い、出来立てのような風味や旨味を長く引き出したこだわりの商品。
京都府の優良食材「丹波大納言小豆」を使用したスイーツ2品を、セブン-イレブン・ジャパンは3月23日から約1カ月間、関西エリア2府4県の店舗で発売する。
- 「ダブルクリームの京都府産丹波大納言小豆シュー」(税抜170円)
- 「京都府産丹波大納言小豆使用抹茶ばばろあ」(290円)
ファミリーマート
プラスチック資源循環促進法に向けた取り組み
ファミリーマートは、4月に施行されるプラスチック資源循環促進法に合わせ、以下のような取り組みを実施していく。
- カトラリーの集約化(フォークと先割れスプーンの配布を休止など)
- 生分解性プラスチックを使用したカトラリーの導入拡大
- プラスチック製カトラリーの使用抑制に向けた啓発活動
- 既存の取り組み(軽量化タイプのスプーンとフォークの導入・マドラー本体の木製化など)
3年連続の健康経営優良法人(ホワイト500)認定
3月9日ファミリーマートは、経済産業省と日本健康会議が主催する健康経営優良法人認定制度で「健康経営優良法人2022(ホワイト500)」に認定された。3年連続の認定となる。ファミリーマートは2019年10月に健康憲章を制定し、健康経営に力を入れている。昨年は「職域ワクチン接種」を全国11都市で実施し、3回目の接種も同様に順次実施。また、これまで健康診断費用の補助などを行い、健康診断の受診を促進しているほか、オンラインによる健康情報の発信、健康セミナー、イベントなども積極的に実施し、今年1月にはスポーツ庁から「スポーツエールカンパニー」の認定も受けている。
ローソン
“カスタード”のおいしさを追求した2品
オリジナルペットボトルのラベルを半分にしてプラ削減
ローソンは3月14日から順次、魚粉やマリーゴールドを食べて育った親鳥からとれた、コクと甘み、黄色い黄身が特長の卵を原料に使った「生カスタードシュークリーム」(税込150円)、「埋もれるショートケーキプリン」(350円)を発売した。カスタードのおいしさを追求したスイーツシリーズの第1弾。
また同社は、オリジナルペットボトル飲料の「緑茶」「烏龍茶」「麦茶」「ほうじ茶」「ジャスミン茶」「アールグレイ(無糖)」の6品のラベルを、従来の使用量の約50%まで減らしハーフラベルに変更する。これにより年間約100トンのプラスチック削減を見込む。
ミニストップ
~FUN!FAN!SWEETS~の第3弾
「ずっしり極!」シリーズの人気NO.1商品をリニューアル
「健康経営優良法人2022」で初の認定
ミニストップは3月8日、人気の台湾カステラを、クリームたっぷりにアレンジした「台湾風カステラ ホイップ&カスタード」(税込305円)を発売。ホイップクリームとカスタードムースを、ふわっと軽い食感としゅわっととろける食感のカステラで包んだ。
また同社は、昨年3月から販売しているボリューム系弁当シリーズの人気NO.1商品「ずっしり極!タルタルチキン南蛮弁当」(税込600円)をリニューアルし、3月8日に発売した。重さ約600gのボリュームがある弁当で、今回はタルタルソースを春夏向けにリニューアルし、甘酢、衣とバランスが取れるように仕上げた。
優良な健康経営を実施している法人を認定する「健康経営優良法人2022」(主催:経済産業省・日本健康会議)で、ミニストップが初めて認定された。生活習慣病に対する取り組み(就業時間内禁煙・敷地内禁煙・禁煙サポート補助、健康保険組合との共同事業)や、感染症予防に向けた取り組みが評価された。