オリックス、純利益3100億円に上方修正 想定以上の「弥生」売却益で

ロイター(ロイター・ジャパン)
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オリックスは17日、子会社で会計ソフト大手の弥生(東京・千代田)の全保有株式を米投資ファンドKKRに売却すると発表した。売却額は非開示だが、2022年3月期(今期)の第4・四半期に1632億円の株式売却益を計上する。写真は都内で2015年4月撮影(2021年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 17日 ロイター] – オリックスは17日、子会社で会計ソフト大手の弥生(東京・千代田)の全保有株式を米投資ファンドKKRに売却すると発表した。売却額は非開示だが、2022年3月期(今期)の第4・四半期に1632億円の株式売却益を計上する。

売却を受けて、同社は今期の連結純利益が前期比61%増の3100億円になる見通しも発表した。従来は30%増の2500億円を見込んでいたが、弥生株の売却益が想定を上回るため600億円引き上げた。

今期の通期配当金については1株当たり78円を予想していたが、今回の純利益上方修正に伴い、配当性向33%または1株78円のいずれか高い方を通期配当とする。

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