ストア・オブ・ザ・イヤー2連覇! オーケー二宮涼太郎社長が描く今後の展望とは
関西進出により広がった社員の視野
──関西進出によって、現段階で感じているメリットはどのようなことが挙げられますか。
二宮 関西に拠点を持ったことで、社員の視野が大きく広がったと感じている。実際に関東と関西では、食文化やチラシ販促に違いがあるのはもちろん、現地の競合の売場を実際に見るだけでも、われわれには大きな学びがある。今後、関西で経験を積んだ社員が関東に戻ってくるなどのジョブローテーションが進むことで、視野の広がった社員がさらに活躍してくれるのではないかと期待しているところだ。
──今後の関西での出店についてはどのように進めていきますか。
二宮 出店は安定的に進めていく。まだ自社競合を意識する必要はないので、積極的に物件を探している段階だ。関東では都心部も抑えているので、関西でも同様に都心部への出店も進めていきたい。
──出店を進めるうえで、どのようなことを重要視しますか。
二宮 出店を重ねていくなかで、それぞれの店舗立地に合わせて、品揃えのローカライズは実践していく。仮説のうえでつくった売場に対し、さらにお客さまの声を反映していくことで売場づくりを磨いていくつもりだ。関東と同様、お客さまからいただく「ご意見カード」などで個店対応を進めていく。








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