サントリー、ウイスキーを5〜28%値上げ、22年4月から

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サントリーホールディングス
サントリースピリッツは11月29日、国産ウイスキーと輸入ウイスキーの一部商品について、2022年4月1日出荷分から価格を引き上げると発表した。写真は都内で2016年9月撮影(2019年 ロイター/Toru Hanai)

 サントリースピリッツは11月29日、国産ウイスキーと輸入ウイスキーの一部商品について、2022年4月1日出荷分から価格を引き上げると発表した。値上げ幅は5〜28%。

 対象は国産が「響」「山崎」「白州」「知多」、輸入が「ザ・マッカラン」「グレンフィディック」「ザ・バルヴェニー」「タラモアデュー」の計8ブランド・31品目。「サントリーウイスキー 響 30年」(700ミリリットル)は税別12万5000円から16万円に、「サントリーシングルモルトウイスキー 山崎」(同)は4200円から4500円に値上げする。

 近年のウイスキー需要拡大に対応するため、同社は蒸留窯や貯蔵庫の増設などの投資を行ってきたが、一部商品については現在も品薄が続いている。今後も安定供給のため積極的な投資を続ける方針で、値上げによって資金を確保する。

 輸入ウイスキーについては、FOB(本船渡し)価格の上昇が続いている商品を値上げの対象とした。「ザ・マッカラン シェリーオーク30年」(同)は22万5000円から28万8000円に、「グレンフィディック12年 スペシャルリザーブ」(同)は4000円から4600円に値上げする。

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株式会社ダイヤモンド・リテイルメディア デジタル推進室では、日々の流通・小売業関連のニュースを配信するほか、メールニュースなどを通じてDCSオンラインユーザー様とのコミュニケーションを行っております。

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