b8ta、カフェ導入の3号店を渋谷で開業 最先端の飲食体験をレポート
照明、コーヒーの香りで
商品を訴求する空間を演出
「b8taテスター」と話していると、カフェスペースでの試飲を勧められた。カフェスペースでは、視覚・嗅覚・味覚での体験価値を高めるためのさまざまな取り組みを行っている。
まず視覚では、カフェカウンターの天井に設置したライトを、複数の色に切り替え可能にして、季節や提供する商品に合った空間を演出する。
次に嗅覚では、常時カウンターにエスプレッソマシンを設置し、プロのバリスタによる淹れたてのオリジナルコーヒーを販売。コーヒーを楽しみながら店内をゆっくり回遊できるようにしている。店内にはコーヒーの香りが広がり、飲食の体験意欲を促している。
味覚では、店内で展示されている食品・飲料のほとんどを試食・試飲できる。
取材時は抹茶マシンをカウンターで稼働し、抹茶を淹れる様子を目でみて、さらに商品の特徴である、茶葉から挽きたての香りや味を実際に体験できた。
この抹茶マシンの価格は税込3万3000円となかなか気軽に購入できるものではないが、ふだんなら知る機会のあまりない商品と出会い、体験を通じて身近に感じることができた。