ハニーズHD、江尻英介専務が社長昇格、義久社長は会長に

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 カジュアル婦人服専門店のハニーズホールディングス(HD)は7月6日、取締役専務執行役員営業本部長の江尻英介氏(45歳)が8月24日開催予定の株主総会後に社長に昇格すると発表した。

 江尻義久社長(74歳)は代表権のある会長に就任する。義久氏は1985年に前身のハニークラブ社長に就任して以来、35年間社長を務めた。英介氏は義久氏の長男で、2001年に入社。執行役員店舗開発部長や取締役常務執行役員商品本部長などを経て、19年から現職。16年7月から傘下のハニーズの社長を務めている。

 同日発表されたハニーズHDの21年5月期の連結業績は、売上高が6.6%増の453億円、営業利益が56.5%増の37億円、純利益が4.4%減の24億円だった。前期は新型コロナウイルス感染症の影響などで大幅な減収減益となっていたことから、営業利益は反動増となったが、特別利益が減ったことで純利益は減少した。

 ASEAN(東南アジア諸国連合)地域での生産を増やすことなどによって仕入原価を抑え、粗利益率は59.1%と0.8ポイント改善した。店舗賃料の減免交渉などにより販売管理費率が1.9ポイント低下したことも増益につながった。期末店舗数は8店舗減って、873店舗となった。

 22年5月期の連結業績は、売上高が3.6%増の470億円、営業利益が19.5%増の45億円、純利益は20.6%増の29億円を見込む。

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