ソフトバンクG、ポーランド靴通販サイトに1.3億ドル投資

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7月3日、ポーランドの小売り大手CCCは、傘下の靴通販サイト「eobuwie」にソフトバンクグループが5億ズロチ(1億3000万ドル)を投資すると発表した。写真はソフトバンクグループのロゴ。東京で2017年7月撮影(2021年 ロイター/Issei Kato)

[5日 ロイター] – ポーランドの小売り大手CCCは3日、傘下の靴通販サイト「eobuwie」にソフトバンクグループが5億ズロチ(1億3000万ドル)を投資すると発表した。

eobuwieは新規株式公開(IPO)を計画している。

CCCは「今回の取引により、obuwie.plの事業計画のために適切な水準の資金を確保することができる。事業拡大に弾みが付き、同社のファンダメンタルズを強化できる」と表明。IPOを控え、同社の所有構造も強化できるとの見通しを示した。

IPOは今後12-24カ月以内に実施する計画という。

ソフトバンク・ビジョン・ファンド2が、eobuwieの転換社債を購入する。転換社債は、IPOや「同様の」取引が実施された際に、自動的にeobuwie株に転換される。また、eobuwieの株式価値を60億ズロチと評価した水準で株式に転換することも可能。

靴小売りでポーランド最大手のCCCは、新型コロナウイルスの流行で実店舗の販売が低迷しており、昨年、ネット販売の強化に向けてeobuwieに出資する少数株主を探し始めた。

今年に入り、メディア・通信会社のCyfrowy Polsatと、A&Rインベストメンツにeobuwie株20%を10億ズロチで売却している。

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