ソニーGが2兆円の戦略投資枠設定、「10億人とつながる」

ロイター
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ソニーのロゴ
5月26日、ソニーグループは経営方針説明会を開き、2021─23年度の3年間に2兆円の戦略投資枠を設定すると発表した。写真は同社のロゴ。ニューヨークで2019年1月撮影(2021年 ロイター/Carlo Allegri)

[東京 26日 ロイター] – ソニーグループの吉田憲一郎社長は26日の経営方針説明会で、2021─23年度の3年間で2兆円の戦略投資枠を設定すると発表した。コンテンツを直接提供するユーザー数を、現在の1.6億人から10億人に広げることなどを目指すという。

社長はその方策について「今あるものを大きくしていくほか、M&A(合併・買収)によって新たに広げるものもある。アニメ、ゲーム、モバイルなどを通じて挑戦したい」と述べた。

ソニーGと台湾積体電路製造(TSMC)が合弁で熊本県に半導体工場を建設する構想が浮上しているとの一部報道については、コメントは控えるとしつつ、「一般論として、半導体の安定調達は日本の競争力維持のため大事」と述べた。

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