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カインズ 「Style Factory」の内装デザインを意匠登録

カインズ外観
カインズの都市型新業態「Style Factory」の内装デザインが、内装の意匠について登録を受けた(写真は別店舗)

 カインズは、都市型新業態の「Style Factory」の内装デザインが、内装の意匠について、登録を受けたと発表した。

 内装の意匠は、建物の意匠と同時に、2020年4月1日に施行された改正意匠法。企業が店舗の外観や内装に特徴的な工夫を凝らしてブランド価値を創出し、サービスの提供や製品の販売を行う事例が増えている。こうした事例を背景に、建築物の外観デザインや、机やいす等の複数の物品等の組み合せや配置、壁や床等の装飾により構成される内装デザインも、全体として統一的な美感を起こさせるようなときは、一つの意匠として意匠権で保護することができるようになった(経済産業省)。これまでに、建築物の意匠として「ユニクロPARK 横浜ベイサイド店」、内装の意匠として「蔦屋書店」などが登録されている。

 Style Factoryは、「毎日のくらしに自分らしさをプラスできるLife Style DIY Shop」をコンセプトに開発された店舗。2018 年9月に愛知県名古屋市で1号店の「ららぽーと名古屋みなとアクルス店」を出店後、2020年7月に「ららぽーと海老名店」(神奈川県海老名市)と、翌8月にも「みなとみらい東急スクエア店」(同横浜市)にオープンし、現在3店舗を展開している。

 売場は、商品をカテゴリー別ではなく、ライフスタイルのテーマ別に陳列することで、くらしがより便利に楽しくなるモノやコトを発見しやすくしているのが特徴。一つの共通テーマで商品をまとめて陳列することで一つの空間を創り出し、オンラインショッピングの際に行うような複数のキーワードからの商品選択をリアル店舗で実現していることが登録の要件となった。