カインズ 茎の短い切り花を販売で、流通のロス削減

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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カインズは3月13日~16日、カインズ茂原店(千葉県茂原市)で開催する「エコなお花で彩りを with 沖永良部」で、流通過程で環境負荷を減らした家庭向け切り花「Fulara(フララ)」を販売する。

 カインズは3月13日~16日、カインズ茂原店(千葉県茂原市)で開催する「エコなお花で彩りを with 沖永良部」で、流通過程で環境負荷を減らした家庭向け切り花「Fulara(フララ)」を販売する。

 「Fulara」は、家庭で飾る際に茎を切る必要がなく、ちょうどよい長さで生産・出荷・販売することで、廃棄やゴミを削減する生花。花き業界では、切り花の主流は茎が60cm程度の商品で、それよりも短い切り花は、市場価値が低く廃棄処分されることが多い。一方消費者にとっては、店頭に並ぶ切り花は家庭で飾るには茎が長すぎて、茎を切ることでゴミが増えていた。

 そこでカインズは、茎が短い花を流通・販売することで、廃棄される切り花と家庭でのゴミ削減をめざして、茎が短い花を販売するフェアを開催することにした。イベント期間中は茂原店を含む11都県の合計26店舗でも「Fulara」を販売する。扱い品種は、テッポウユリ(プチホルン)、スプレーギク、ソリダゴ(鹿児島県沖永良部島産)。

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