アサヒ飲料と日清食品が共同輸送、関東・九州間で飲料と即席麺を混載

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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トラックの荷台に積まれたアサヒ飲料と日清食品の商品
トラックの下段に飲料、上段に即席麺を搭載して輸送する

 アサヒ飲料と日清食品は9月11日から、関東と九州の間で商品の共同輸送を始める。両社の商品を日本通運のトラックに混載して運ぶ。積載効率が上がることで、トラックの使用台数を20%削減できる見込みだ。

 関東にある両社の工場にトラックが立ち寄り、重量のある飲料を下段に積み込み、その上の空いたスペースに即席麺を載せる。東京港から博多港まで海上輸送した後、九州にある物流センターに届ける。

 両社は関東の工場から九州の物流センターまで、それぞれトラックによる陸送と海上輸送を組み合わせた配送を行っている。アサヒ飲料では関東と九州の間で1週間当たり55〜65便の輸送を行っているが、このうち1〜2便を共同輸送に切り替える。

 アサヒ飲料と日清食品、日本通運の3社は今後、共同配送の頻度やエリアの拡大についても検討を進める。

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