週刊スーパーマーケットニュース ローソン、”おにぎりに合う”スープの新商品を発売!
ローソンが11月19日から順次、求めやすい価格とサイズのスープ7品を発売する。ローソンでスープの売上が最も多い月が11月で、今回は“おにぎりに合う”スープをアピールした。スープは他の商品と組み合わせで購入されることが多く、とくにおにぎりについては約4割と最も高いという。おにぎりの2023年の消費支出額は10年前に比べて約5割増(総務省統計局家計調査結果)。ローソンでも売上が3年連続して伸長するなど、人気が高まっていることから、さらに組み合わせで購入しやすいよう、スープのサイズを変更し、価格も約2割下げた。「おにぎり浅草宿六監修 こだわり味噌の豚汁」と「おにぎり浅草宿六監修 花椒香る担々スープ」(いずれも税込351円)は、「おにぎり浅草宿六」がコンビニエンスストアのオリジナル商品として初めて監修した。(11月12日~18日までのニュースをまとめました)
ローソン
<九州地区>宮崎県・鹿児島県にちなんだ10品を発売
九州各県の食材・食文化を巡る商品を発売する「九州の味!めぐローソン」の第5弾で、11月19日から九州と下関市の店舗で、宮崎県と鹿児島県にちなんだ10品を発売する。今回発売する商品は、ご当地スパイス“マキシマム”を使用した弁当・おにぎりなど宮崎県にちなんだ4品、鹿児島県産「桜島小みかん」のベーカリー・デザート3品、鹿児島の人気ラーメン店「らーめん小金田」監修ラーメン2品、奄美名物の鶏飯1品の計10品。
ローソン店舗とワタミ営業拠点へ初の共同配送を開始
ローソンとワタミが、物流2024年問題への対応とCO2削減のため、11月16日から共同配送を開始した。宮崎県と鹿児島県の一部エリアで、ローソンの配送ルートにワタミの営業拠点を組み込み、ローソン物流センターで店舗向け商品とワタミの12の営業拠点向けの「ワタミ宅食」商品を積み込み、ローソンの配送トラックが配送する。今回の共同配送では、効率向上と店舗配送によるCO2排出量の年間約52トン削減を目指した。ローソンとワタミは、今年4月から埼玉県の一部で、未使用時間を活用したトラックのシェアリングを実施。配送トラックの効率的稼働による使用車両の削減に取り組んでいる。
スーパー代替機能を備えた「由利本荘鳥海町店」をオープン
11月22日、秋田県由利本荘市鳥海町にオープン。新店は、おにぎり・デザート・揚げ物・店内で調理したローソンの標準的な商品に加え、近隣住民の日常生活を支えるスーパー代替機能を備えるため、生鮮品・冷凍食品の取り扱いを増やし、地場の食材・調味料なども品揃えする。スーパーやコンビニがなく、最寄りのミニスーパーまで車で25分以上かかり、高齢化や人口減少が進む鳥海町への今回の出店は、ジェイエイ秋田しんせいサービスがフランチャイジーとなり、地域の買い場維持のため、「Aコープ鳥海店」をローソン店舗に転換することで実現した。
セブン-イレブン
新潟市内の店舗に「ペットボトル回収機」を設置
11月13日から順次、新潟市内の91店舗に「ペットボトル回収機」を設置し、ペットボトルリサイクル事業を開始した。新潟県内のセブン-イレブン店舗に設置するのは初めて。セブン-イレブン店舗への「ペットボトル回収機」設置は2017年からで、10月末時点で4105台が稼働している。