週刊スーパーマーケットニュース アオキスーパー、「レジ専用イス」を全店に設置が完了

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いなげや
<中間決算>営業・経常利益は大幅減

 20253月期第2四半期決算(連結2441日~930日)は、営業収益が前年同期比1.1%減の12779100万円、営業利益が同77.8%減の28700万円、経常利益が同80.4%減の27400万円となり、営業・経常利益とも大きく落ち込んだ。中間純利益については、投資有価証券売却益274200万円、関係会社株式売却益156000万円を計上したことなどから、213.3%増の246300万円と膨らんだ。

 上期は、1品単価の上昇に加えて既存店客数が同1.2%増で推移したが、ドラッグストア事業のウェルパークを連結子会社から除外したことで減収となり、営業総利益は同1.1%減の3897700万円に止まった。また、販管費は、水道光熱費の上昇や積極的な改装に伴う経費が増加し、同1.5%増の3869000万円。その結果、営業利益は大きく減って28700万円となった。

 スーパーマーケット事業については、既存店の活性化を引き続き推進し、9店舗で改装を行い、2店舗を閉鎖。既存店売上高は同5.1%増と堅調に推移し、売上高は同1.6%増の10208300万円となったが、4000万円のセグメント損失が発生した。

 9月より連結子会社から除外したウェルパークのドラッグストア事業は、売上高が同12.9%減の2007200万円、セグメント利益は同67.5%減の13100万円。

 なお、20253月期の連結業績については、株式交換によってユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(東京都)の完全子会社となり、1128日に上場廃止となることから、予想は発表していない。

エコス
物流センターを新設

 完全子会社のTSロジテック(東京都)が1110日、埼玉県三芳町に「ふじみ野センター」を新設。同センターの新設に伴い、所沢センターで行っていた業務のうち、グロサリー商品(主に常温保存の加工食品など)の仕分け・配送、各種付帯業務を「ふじみ野センター」に移管し、効率化と能力拡大につなげていく。

  • 所在地……埼玉県三芳町大字上富2062
  • 総面積……2201
  • 配送店舗…エコス39店舗、子会社20店舗、取引会社15店舗

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