全国の組織で連携! 生協が始めた本気の施策「コープサステナブルアクション」
「学び合い」のある
5つのコンテンツ
「コープサステナブルアクション」では、オリジナリティ溢れる企画設計に注目したい。学習活動など組合員同士の「学び合いの文化」があるという生協の強みを生かし、消費者参加型のコンテンツを提供する。
コンテンツは計5つ。順に紹介すると、①「見つけよう!コープいきもの探しクエスト」は、いきものコレクションアプリ「Biome(バイオーム)」内で“クエスト”と呼ばれるイベントを実施する。日常生活で出会った動植物の画像を投稿すると、時期、地点、種名などのデータがアプリ上に蓄積され、寄稿変動による影響調査や生物多様性の保全などに役立てられる。
②「目指せ!サスシェフコンテスト」では、サステナブルを意識したレシピアイデアを募集し、審査で選ばれたアイデアは専門家監修のもと本格的なレシピとして、特設サイト内で紹介する。審査委員長は“冷凍王子”こと冷凍生活アドバイザー西川剛史氏が務める。
③「どこにある?サステナブル」では、日々の暮らしの中にあるサステナブルな事例を「家の中」「外出中」「お店の中」の3シーンごとに紹介。身近なところからサステナブルにつながる行動を起こすヒントを提供する。
④「サステナブルを学ぼう!サステナブル博士の部屋」では、4つのテーマ「エシカル」「脱炭素社会」「循環型社会」「生物多様性」について、動画やワークシートをはじめとする各種学習ツールを提供する。
⑤「動画で学ぼう!SDGsのじかん」では、環境やサステナビリティに関するテーマについてオンラインで工場見学や学習講演などを開催する。
いずれも気軽に、楽しみながら参加できそうなコンテンツだ。日本生協連サステナビリティ推進グループの新良貴泰夫グループマネージャーは「サステナブルに取り組むことは、特別なことでも、我慢することでもなく、楽しみながら続けることができるということを伝えたい」と述べている。
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