マツキヨとココカラの経営統合続報 塚本厚志社長「1月中には何らかの発表ができる」

小木田 泰弘 (ダイヤモンド・ドラッグストア 編集長)
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経営統合後はアジアナンバーワンのDgSをめざす

 マツモトキヨシHDとの経営統合に向けた協議の進捗はどうか。 

ココカラファインの塚本厚志社長
ココカラファインの塚本厚志社長

 「(マツモトキヨシHDとの)経営統合後、売上高は1兆円、店舗数は3000店舗の日本最大のDgSグループになる。その後はアジアでナンバーワンのDgSグループをめざす。DgS事業、ヘルスケア事業のリーディングカンパニーとなった結果、両社の持っているさまざまな資産のほか、経営統合後につくり出すものが地域社会、お客さま、患者さまの求める価値に対して最大限にお応えすることが可能となる。さらにさまざまな大きなシナジー(相乗効果)が発揮できると考えている。とりわけ地域社会、お客さま、患者さまが求める『健やかに美しくすごしたい』という願いに対して、より貢献できる企業をつくること、これをめざしてマツモトキヨシHDさまと順調に協議を進めている。協議はきわめて紳士的であり、発展的な話が両社から出ていて、当初の予定通り20201月中には何らかの発表ができるはずだ」

 ココカラファイン、マツモトキヨシHDはともに3月期決算企業だ。203月期通期決算は両社の経営成績が合算されたものが発表されるかもしれない。

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記事執筆者

小木田 泰弘 / ダイヤモンド・ドラッグストア 編集長

1979年生まれ。2009年6月ダイヤモンド・フリードマン社(現ダイヤモンド・リテイルメディア)入社。「ダイヤモンド・チェーンストア」誌の編集・記者を経て、2016年1月から「ダイヤモンド・ドラッグストア」誌副編集長、2020年10から同誌編集長。

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