楽天、千葉と神奈川に新物流センター、20年中頃に稼働予定
楽天は8月1日、千葉県習志野市と神奈川県大和市に物流センターを開設すると発表した。「楽天市場」への出店者から商品の保管や出荷などを楽天が一括して請け負う物流サービス「楽天スーパーロジスティクス」用の物流拠点として、2020年中頃から稼働を開始する。
楽天スーパーロジスティクス用の物流拠点はこれまで、千葉県の市川市と流山市、兵庫県の川西市と尼崎市、大阪府枚方市に開設しているが、20年中頃には許容量が満杯となるため、新たに物流センターを設けて処理能力を向上させる。
習志野市の新施設は延床面積約7万4000平方メートルで、野村不動産が開発する「Landport東習志野」の全フロアを賃借する。大和市ではダイワコーポレーションが運営する「ニッセイロジスティクスセンター横浜町田」(延床面積約9万5000平方メートル)の一部フロアを借り受ける。
楽天では、楽天スーパーロジスティクスや「Rakuten Express」など自社物流機能の強化を進めている。