10~50代男女が購買層!Gショックが幅広い層から支持されるマーケティング戦略とは
コラボモデルの販売により、幅広いターゲットにリーチ
一般的に、ブランドのマーケティング戦略はピンポイントにターゲットを定めることが多いが、Gショックの顧客層は10~50代の男女と非常に幅広い。この顧客層の広さはマーケティング戦略にも反映されている。
「ファン層が広いため、スポーツやファッション、音楽、アートなど、さまざまなカルチャーを常に注視している。具体的には、コラボモデルを通したマーケティングコミュニケーションを何十年も続けている。最近ではジャパンカルチャーという意味で、アニメやeスポーツなどのジャンルなどともコラボレーションしている」(上間氏)
最近で売れ行きがよかったのは、ロボットキャラクター「トランスフォーマー」と人気漫画「ワンピース」とのコラボレーションモデル。直近では、ルービックキューブやFCバルセロナのモデルなどを発表している。
コラボ先は、Gショックから提案することもあれば、相手側から提案がくることも。いずれの場合も、ブランド戦略に合うコラボ先であるかを重視して選定しているという。コラボモデルは数量限定で販売し、数量はコラボ先と協議して決めている。