DCMホールディングスは12月28日、SDGs推進のための8つの重点課題グループを発表した。
一つ目は「快適で持続可能な地域のくらしと住まいの実現」で、生活支援・便利サービスの進化、地域のニーズに合わせた新たな事業の導入、ハード特化型のプロ・DIY 支援店舗の構築などを進める。二つ目は、「商品と店舗による循環経済と脱炭素の推進」として、資源循環と脱炭素に貢献する商品の開発・販売、商品の包装・容器の削減等を掲げた。
同社が特定した重点課題の8つのグループと全22の課題は以下の通り。
8つの重点課題(マテリアリティ)グループと 22 の重点課題
重点課題グループ | 重点課題 |
1.快適で持続可能な地域のくらしと住まいの実現 | (1)人と地域に愛される生活館型ホームセンターの構築 (2)あらゆる人への生活支援・便利サービスの進化 (3)地域のニーズに合わせた新たな事業の導入 (4)ハード特化型のプロ・DIY 支援店舗の構築 |
2.商品と店舗による循環経済と脱炭素の推進 | (5)豊かなくらし、資源循環と脱炭素に貢献する商品の開発・販売 (6)商品の包装・容器の削減 (7)店舗での廃棄物の回収・削減、再利用、リサイクルの推進 (8)店舗の省エネルギー推進と再生可能エネルギー利用の拡大 |
3.新たな価値を共創するお客さまとの関係深化 | (9)商品品質の追求とVoCを取り入れた改善 (10)DX による事業・サービスの進化 (11)店舗でのDIY 啓発と情報発信 |
4.災害に強いレジリエントな地域の支援 | (12)地域の防災拠点としての確立 (13)防災用品の開発・販売 |
5.多様な人材が活躍できる職場づくりと人権尊重 | (14)人権尊重と多様性・女性活躍の推進 (15)人材開発と働きやすい職場づくり (16)DXによる人材の高付加価値業務へのシフト |
6.環境・社会に配慮したサプライチェーンの構築 | (17)CSR調達の推進 (18)物流におけるCO2排出削減と資源有効利用の推進 |
7.コーポレートガバナンスの強化 | (19)コーポレートガバナンスの強化と責任あるステークホルダーとの対話 (20)コンプライアンスと腐敗防止 (21)リスクマネジメント |
8.地域・コミュニティの発展 | (22)地域と協働した環境保護・地域創生への貢献 |