実践!流通英会話25 ”~の必要性に疑問を持ってました”を英語で何と言えばいいでしょう?

太田 美和子
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解説

何回にもわたって、たくさんの質問文をご紹介してきました。確かに 視察では、いろいろな質問文を使いこなすと、多くを知る、あるいは 深く知るのに役立ちます。しかし、質問するばかりでなく、ときどき自 分の感想や意見を差し挟みましょう。SCENE 7で山田社長が旗艦店 について「いい店ですね」と感想を述べています。今回、山田社長は もう一歩踏み込んだ感想を語っています。今回は感想を述べるとき によく使用するフレーズを下記でご紹介しています。

このセンテンスを覚えよう!

To be honest, ~ : honest は「正直な」「公正な」「誠実な」。オ ネストと発音します。To be honest、あるいは To be honest with you は慣用句で、「正直に言うと」「正直なところ」という意味です。 この意味を表す表現で最も一般的です。ぜひ覚えて「今から、私の 率直な考えをお話しします」と前置きするときに使ってください。

I was wondering about ~ : wonder には「驚嘆する」「感嘆 する」という意味と「不思議に思う」という意味があります。いずれの 場合も wonder の後に about が付くのが一般的です。このスキッ トの wonder は過去進行形で「~について不思議に思っていた」。 今、不思議に思っているならば、I w o n d e r もしくは I a m wondering~。何かに対して疑問に感じたり、怪訝に思ったりしてい る(または、過去にそう思っていた)ことを柔らかく伝えたいときに便 利な言い回しです。

Now, I understood it. : 「今やっとわかった」。疑問が晴れたと きの表現です。Now は「今、やっと」というニュアンスを表現します。 ここでは過去に疑問に思っていたことを「理解できた」ことを強調し て understood と過去形ですが、「今は理解できている」としたい ならば現在形で Now, I understand です。いずれも「今やっとわか った」ときに使います。

KEYWORD 一般的な用語

necessity : 「必要性」の意味。ついでながら、necessity には「必 需品」の意味もあります。生活必需品は、daily necessities です。

impression : 「印象」「(漠然とした)感じ」のこと。スキットでは casual の後に image が付く表現と impression が付く表現が登 場します。image は頭に浮かぶ映像のことです。店をカジュアルな 内装にするという意味で casual image となります。casual impression のほうは、買物客にカジュアルな印象を与えることから casual impression です。

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