リテールパートナーズ、中間決算は増収増益で堅調
リテールパートナーズ(山口県)が10月14日に発表した2026年2月期第2四半期決算(連結2025年3月1日~8月31日)は、営業収益が前年同期比4.7%増の1,390億6,100万円、営業利益が7.4%増の33億5,200万円、経常利益が5.0%増の39億5,200万円となり、増収増益で上期を折り返した。
スーパーマーケット事業(丸久、ハツトリー、永野、マルミヤストア、戸村精肉本店、マルキョウ)は、営業収益が4.7%増の1,385億6,500万円、営業利益が6.4%増の34億9,600万円と堅調に推移した。
上期は、1店舗の新設、既存店6店舗の改装を行って集客力の向上を図り、客数が増加したほか、物価高の影響による客単価の増加も相まって、売上高が伸長。
営業費用の面では、商品および原材料価格の高騰に伴う仕入高の増加や、賃上げに伴う人件費の増加、決済手数料や電力料などの店舗運営コストの増加など、各種コストの増加傾向が続いたが、生産性の向上を図るとともに経費削減対策を講じ、営業費用の抑制に努めた。
その他事業(保険代理業、スポーツクラブ事業、食品製造業など)は、営業収益が12.1%増の5億7,800万円、営業利益が53.7%増の1億600万円となり、大幅に伸長した。
戸村フーズが、「戸村本店焼肉のたれ」のほか、各種調味料の製造・販売を行っており、前年度以前から製造工場の改装と機械設備の更新を進めたことから生産能力が向上し、上期は、製造数量が増加したほか、製品売価の見直しにより売上高が増加。製造原価の低減にも取り組んだことで、利益も大きく増加した。
2026年2月期の連結業績については、営業収益で3.0%増の2,747億円、営業利益で7.0%増の73億円、経常利益で5.0%増の84億円を見込み、増収増益の決算を予想した。





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