ツルハHD、中間決算は売上高が5,578億円


ツルハドラッグ店頭1

 ツルハホールディングス(北海道)が10月10日に発表した2026年2月期第2四半期決算(連結2025年3月1日~8月31日)は、売上高が5,578億円、営業利益が284億円、経常利益が288億円となった。2025年2月期から決算期を変更したため、2026年2月期中間期と2025年2月期中間期の期間が異なることから、対前年中間期増減率については公表していない。

 上期は、前期までの戦略を引き継ぐかたちで出店精度の改善、調剤およびPB売上の拡大、販促効率の改善、店舗管理情報の高度化など、管理体制の見直しに取り組んだ。

 また、第4四半期のウエルシアホールディングスおよびイオンとの経営統合に向け、分科会ごとの協議、シナジー創出の検討、中期経営計画の策定に着手。商品戦略、PB戦略、販促の強化を目的として組織を見直し、本社機能の一部を札幌から東京へ移転・集約する。

 店舗展開については、既存エリアのさらなるドミナント強化を図るとともに、競争力強化のため不採算店舗の改廃を進め、前年度末から53店舗の新規出店と35店舗の閉店を実施。中間期末のグループ店舗数は直営店で2,676店舗となった。

 上期の連結ベースの売上総利益は1,687億8,200万円で、売上総利益率は30.25%。売上高販管費比率は25.15%だった。

 なお、2026年2月期の通期連結業績予想については、現時点で合理的な業績予想の算定がむずかしいことから公表していない。

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