5月スーパー売上高4.6%増=3カ月連続プラス、値上げで

時事通信社

東京都内のスーパーで買い物する人たち
〔写真説明〕東京都内のスーパーで買い物する人たち(資料写真、AFP時事)

 日本チェーンストア協会が24日発表した5月の全国スーパー売上高は、総額1兆515億円だった。既存店ベースでは前年同月比4.6%増と3カ月連続のプラス。節約志向の高まりで買い上げ点数の減少傾向は続くが、メーカーの値上げに伴う店頭価格の上昇で販売額は伸びた。 

 全体の7割を占める食料品が6.9%増。餅や雑穀、パスタといったコメの代替品の売れ行きが良かった。コメ価格の高騰で、米飯やすしが値上がりしたことも押し上げ要因となった。

 同協会は足元のコメの流通状況について、「5月後半から品薄感は解消されている」と指摘。一方、「備蓄米が入荷できていない企業では銘柄米の買い控え傾向も出てきている」という。

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