JMHDの第3四半期決算の売上高は7.4%増


ジャパンミート

 JMホールディングス(茨城県)が6月12日に発表した2025年7月期第3四半期決算(連結2024年8月1日~2025年4月30日)は、売上高が前年同期比7.4%増の1,389億7,000万円、営業利益が1.2%増の75億2,700万円、経常利益が0.2%増の76億1,600万円となり、増収増益で最終四半期につなげた。

 第3四半期連結累計期間は、スーパーマーケット事業、外食事業の既存店が順調に推移したことや、新規出店した8店舗の売上が寄与し、増収増益を達成した。

 スーパーマーケット事業については、売上高が1,355億2,900万円で、前年同期比94億7,100万円増(7.5%増)の増収、セグメント利益(営業利益)は71億1,600万円で、6,900万円増(1.0%増)の増益を達成。また、外食事業を含むその他の事業も、売上高で6.1%増の55億1,200万円、セグメント利益で7.0%増の4億4,500万円と伸長した。

 連結ベースの売上総利益率は28.49%と前年同期より0.15ポイントほど下げたが、売上総利益は25億3,400万円増の395億8,900万円となり、24億4,800万円増えて320億6,200万円となった販管費を吸収。営業利益を8,600万円増やした。

 連結累計期間は、大阪市内への出店を積極的に進め、「肉のハナマサPLUS」を6店舗開店。また、神奈川県川崎市にも1店舗を開店した。これにより連結会計期間末のスーパーマーケット事業の店舗数は111店舗に拡大した。

 「肉のハナマサ」は、グループの花正が運営する都市型ホールセールで、東京都内を中心に業務用スーパーなどを62店舗展開。飲食店事業者のプロが日々の仕入先として利用できるよう商品を大容量で販売し、「プロ仕様」というPB商品を開発・展開することを特徴にしているほか、一般家庭の顧客の買物需要にも応えられる品揃えを行い、一般的なスーパーマーケットとは差別化を図っている。

 2025年7月期の連結業績については、売上高で4.4%増の1,800億円、営業利益で8.2%増の99億円、経常利益で7.3%増の100億円、純利益で13.4%増の62億円を達成する模様。

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