アルビス、熱中症対策強化施策「アルビスクーリングアクション」 9月30日まで実施


アルビスクーリングアクション ロゴ
(アルビス ニュースリリースより)

 アルビス(富山県)は、今年も猛暑が予想される夏に向けて、地域住民と従業員の熱中症対策を強化する「アルビスクーリングアクション」を6月11日より開始した。実施期間は9月30日までを予定している。

 この取り組みでは、熱中症特別警戒情報が発表された場合、店舗を地域住民の休憩所「クーリングシェルター」として開放する協定を、従来の4市町村から12市町村へ拡大する。

 対象地域は、富山県の射水市、高岡市、砺波市、南砺市、立山町(14店舗)、石川県の小松市、白山市、能美市(5店舗)、福井県の福井市、鯖江市、越前市(6店舗)、および愛知県名古屋市(2店舗)。熱中症特別警戒情報が発令された際、各店舗を営業時間内に開放する。

 また、昨年度からの継続施策として、イートインコーナーを備える店舗では「涼み処(クーリングスポット)」として開放し、ポスター掲示などを通じて利用を呼びかける。

クーリングスポット
(アルビス ニュースリリースより)

 従業員に対しては、大塚製薬が主催する「熱中症対策アンバサダー®」の資格取得を推進しており、認定者が正しい知識の普及や店舗での声かけなどを行っている。6月11日時点の認定者は388名で、今後は500名までの拡大を目指す。

 加えて、7月上旬からは移動販売車による啓発活動を実施する計画である。富山県内(17台)と石川県内(5台)で、ドライバーがチラシの配布やアイソトニック飲料の提供を行い、熱中症予防を呼びかける。

 社内でも、労働安全衛生規則改正を機に熱中症チェック表や対応フローの掲示などを通じて対策の徹底を図っており、全社的な取り組みを通じて安全・安心な環境づくりを推進していく。

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