中国景況感、2カ月連続で節目割れ=対米貿易戦争響く―5月

【北京時事】中国国家統計局が5月31日発表した5月の製造業購買担当者景況指数(PMI)は49.5だった。前月から0.5ポイント改善したものの、景気の拡大・縮小を判断する節目の50を2カ月連続で下回った。トランプ米政権との貿易戦争が響いた。
米中は4月、互いに100%以上の追加関税をかけ合う本格的な貿易戦争に突入。5月には税率を115%引き下げる「一時休戦」に入ったことで、若干の景況感改善につながったもようだ。
項目別では、供給の強さを示す生産が50.7だったのに対し、需要の強さを示す新規受注は49.8にとどまった。外需関連指数の新規輸出受注は47.5だった。
同時に発表されたサービス業の動向を示す非製造業ビジネス活動指数は50.3と、前月から0.1ポイント悪化した。






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