大和ハウス、東京都世田谷に複合施設竣工 マルエツなど出店へ

大和ハウスリアルエステート(大阪市)は4月4日、東京都世田谷区で開発を進めていた複合施設「世田谷区船橋1丁目プロジェクト」が3月に竣工したと発表した。
同施設は、小田急線「千歳船橋」駅から徒歩2分の好立地に位置し、食品スーパー「マルエツ」や調剤薬局、クリニックなどが5月に開業する予定だ。
近年、企業の不動産戦略(CRE戦略)が注目される中、さまざまな用途の不動産へのニーズが高まっている。
同社はこれまで収益マンションを中心とした住居系不動産を手がけてきたが、同プロジェクトを皮切りに、商業施設や医療施設、高齢者住宅など事業用不動産開発を推進。今後は街の賑わいを生む商業物件や、インバウンド対応の民泊施設、サービス付き高齢者住宅といった新たなニーズへの対応も進める方針だ。
今回竣工した建物は、もともと駐車場と戸建住宅だった敷地を活用し、複合施設に建て替え、事業用不動産として売却済みだという。
〈物件概要〉
名称:世田谷区船橋1丁目プロジェクト
所在地:東京都世田谷区船橋1丁目
交通:小田急線「千歳船橋」駅 徒歩2分
用途:店舗・薬局・診療所(5区画)
敷地面積:1,551.86㎡
建築面積:1,049.96㎡
容積対象面積:2,738.21㎡
構造:鉄骨造 地上3階建
駐車場:なし/駐輪場:88台
竣工:2025年3月5日
〈出店予定テナント〉
・マルエツ(食品スーパーマーケット)
・調剤薬局、クリニック
