注目のキーワード
  • x
  • facebook
  • rss

アインHD、第3四半期決算は2ケタ増収も営業利益2ケタ減

Pocket

アイン薬局

 アインホールディングス(北海道)が3月10日に発表した2025年4月期第3四半期決算(連結2024年5月1日~2025年1月31日)は、売上高が前年同期比13.7%増の3,368億円、営業利益は12.2%減の125億円、経常利益は9.5%減の136億円となり、2ケタ増収となったものの営業・経常利益は前年同期の実績を下回った。

 セグメント別の経営成績は、ファーマシー事業の売上高が7.6%増の2,852億500万円、セグメント利益は11.7%減の174億500万円、リテール事業については売上高が89.0%増の432億9,400万円、セグメント利益で78.5%増の40億1,000万円となり、リテール事業が売上高・利益ともに大きな伸びをみせた。

 第3四半期連結累計期間、ファーマシー事業は、高額医薬品の処方による処方箋単価が上昇し、昨年11月から全国的に流行したインフルエンザの処方箋枚数も増加。堅調な伸びとなった。

 リテール事業は、グループ入りしたFrancfrancが寄与して売上高が大きく伸長。アインズ&トルペでは、既存店と前期出店店舗の客数が堅調に推移したことに加え、アジアンコスメや高価格帯コスメなどの売上が伸長。また、Francfrancはクリスマス商戦とシーズン品の切り替えに伴うセールが好調だったことから、売上を順調に伸ばした。

 2025年4月期の連結業績については、売上高で13.4%増の4,535億円、営業利益で5.2%減の193億6,000万円、経常利益で6.4%減の200億円、純利益で12.3%減の100億円を予想している。

関連記事ランキング

関連キーワードの記事を探す

© 2025 by Diamond Retail Media

興味のあるジャンルや業態を選択いただければ
DCSオンライントップページにおすすめの記事が表示されます。

ジャンル
業態