米小売り大手クローガーCEO辞任=倫理規定に違反

【ニューヨーク時事】米小売り大手クローガーは3日、倫理規定に違反する行為があったとしてロドニー・マクマレン最高経営責任者(CEO)が辞任したと発表した。同社の事業や業績には関連性のない行為だと説明し、詳細は明らかにしなかった。
米メディアによると、マクマレン氏は1978年にクローガーに入社し、10年以上にわたりCEOを務めた。取締役のロナルド・サージェント氏が暫定CEOに就く。
クローガーは2022年、同業アルバートソンズを約250億ドルで買収することで合意したが、連邦取引委員会(FTC)による買収差し止め訴訟などを経て、合併計画を昨年打ち切った。