アークスグループ、ユニバースとベルジョイスが共同で新物流拠点を開設
アークスグループのユニバース(青森県)とベルジョイス(岩手県)は、物流の効率化を図るために共同し、来秋を目処に新たな物流拠点「アークス盛岡グローサリーセンター(仮称)」を開設すると2月10日に発表した。
稼働後は、ユニバースとベルジョイスのグローサリー商品を八戸(既存)と盛岡(新設)の2拠点から配送する計画だ。開設後のセンター運営は、共同物流サービス(青森県)に委託する。

この取り組みは、2021年のラルズ(北海道)と東光ストア(北海道)の物流センター統合や、同年のベルジョイス・伊藤チェーン(宮城県)の配送センターの共同利用などに続き、アークスグループの物流戦略の一環として実施される。
今回の取り組みにより、以下の両社共通の課題解決に向けて物流を共同化することで、アークスグループとして東北エリアにおける持続可能な物流体制の実現を目指す。
【両社共通の課題】
① 「物流2024年問題」から継続する輸送能⼒不⾜への対応
(ドライバー・⼈手不⾜、荷待ち・荷役作業時間の削減)
② 環境負荷軽減への対応(配送効率の向上による CO2 排出量削減)
③ 物流コスト⾼騰への対応
アークスグループは今後もグループシナジーを創出し、地域経済への貢献を推進するとともに、社会的な課題の解決に取り組む方針だ。
【アークス盛岡グローサリーセンター(仮称) 概要】
稼働開始予定:2026年秋ごろ
開設予定地:岩⼿県紫波郡⽮⼱町⼤字広宮沢第1地割279 プロロジスパーク盛岡内