イオンモール、ミライラボと自律型エネルギーインフラの実証実験を開始

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イオンモール日の出平面駐車場に敷設した太陽光路面発電パネル
(画像)<イオンモール日の出平面駐車場に敷設した太陽光路面発電パネル>
 イオンモール・ニュースリリースより

 イオンモール(千葉県)は、MIRAI-LABO(ミライラボ/東京都)と駐車場内の通路に敷設できる太陽光路面発電パネルを活用した自律型エネルギーインフラ「AIR」の実証実験を開始したと12月18日に発表した。同実証実験をショッピングモールで行うのは日本初である。

 両社は環境省エネ技術および製品を活用することで、脱炭素やリサイクルの取り組みを相互に協力し推進することを目的とした実証実験に関する契約を締結した。

 実験内容としては、ミライラボが開発した「Solar Mobiway」と中古EVの廃バッテリーを再製品化した「EVリパーパス蓄電池」を組み合わせた自律型エネルギーインフラ「AIR」を『イオンモール日の出』(東京都西多摩郡)の駐車場内に設置した。

 日中にSolar Mobiwayで発電した電力をEVリパーパス蓄電池に蓄電し、その電力を夜間に植栽のイルミネーションなどに活用する。

 実証実験中は、年間の発電量、蓄電量、電力消費量のほか、日射量などの環境データを取得しシステムの検証を行うとともに、1日の車の往来数が一定以上ある大型商業施設の駐車場に敷設することで、Solar Mobiwayの耐久性についても検証する。

 また、災害などによる停電時には、EVリパーパス蓄電池をスマートフォンやパソコンなどの充電に活用するBCP(事業継続計画)にも対応した検証を行う。

【実証実験の概要】
場所:イオンモール日の出 平面駐車場Bエリア
期間:2024年9月~2027年8月
システム概要:自律型エネルギーインフラ「AIR」
・Solar Mobiway:48枚(P.max.1,920W)
・EVリパーパス蓄電池:1台(12kWh)

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