三井不動産(東京都)は、埼玉県川口市でリニューアル工事を進めている「(仮称)川口駅前商業施設計画」について、施設名称を「三井ショッピングパーク ららテラス川口」に決定したと発表した。開業は2025年5月を予定している。
同事業は、川口駅前の象徴的存在であった「旧そごう川口店」を建て替えるのではなく、既存の建物を最大限活用し、内装と一部外装をリニューアルすることで、ライフスタイル型商業施設として生まれ変わる。
施設は、JR京浜東北線「川口」駅東口からペデストリアンデッキで接続されており交通利便性に優れた立地となる。また、駅前の交通広場のバス停留所には約30系統の路線バスが乗り入れ、多方面からのアクセスが可能だ。
アパレル・コスメ・生活必需品や生鮮・スイーツ等のグルメ店舗を含む約100店舗が出店予定で、地域住民や川口駅利用者を主なターゲットとし、幅広い世代のお客に楽しんでもらえる施設を目指す。
さらに、従業員の働きやすさと従業員満足(ES)の向上を目指し、従業員休憩室や専用喫煙室を館内に設置する。これにより、従業員が手軽で快適に利用できる空間を提供する。
【概要】
所在地:埼玉県川口市栄町3丁目5番1号
敷地面積:約8,900㎡(約2,700坪)
構造規模:鉄骨鉄筋コンクリート造・鉄筋コンクリート造 地上11階、地下2階建
延床面積: 約68,800㎡(約20,800坪)
店舗面積: 約21,500㎡(約6,500坪)
店舗数:約100店舗
交通:JR京浜東北線「川口」駅からペデストリアンデッキにより直結
スケジュール:着工/2024年8月
開業/2025年5月(予定)
事業主:三井不動産株式会社
設計会社:大成建設株式会社
施工会社:大成建設株式会社
環境デザイン:株式会社スペース
運営・管理:三井不動産商業マネジメント株式会社