イオンモール、大阪府内5施設のイオンモールで廃食用油の回収BOXを常設開始
イオンモール(千葉県)、関西エアポート(大阪府)、合同会社SAFFAIRE SKY ENERGY(神奈川県)、レボインターナショナル(京都府)は協働で、2025年1月中旬より順次、大阪府内5施設のイオンモールに常設の家庭用廃食用油の回収ボックスを設置すると11月25日に発表した。回収した家庭用廃食用油は、Sustainable Aviation Fuel(以下、SAF)としてリサイクルを行う。
SAFは、航空分野の脱炭素化に向けてCO2削減効果が大きく期待される持続可能燃料であるものの、原料となる廃食用油などの十分な確保が課題の1つとされている。
今回、レボインターナショナルが回収ボックスから家庭用廃食用油を収集し、SAFFAIRE SKY ENERGYが国内初となるSAFの大規模生産を行うプラント(2025年度運転開始予定)へ運搬し、国産SAF製造の原料として利用する。
SAF製造プラントが建設される大阪府堺市エリア、関西国際空港に近接する泉南市と泉佐野市内のイオンモールに家庭用廃食用油を回収する拠点を設置する。
SAFの原料となる廃食用油の回収量を向上させることで課題解決に取り組むとともに、地域のごみを削減し、ごみを資源として循環させる社会を目指す。
【実施概要】
実施開始日:2025年1月中旬
※イオンモール堺鉄砲町は2024年11月22日より設置開始
※設置開始日は確定次第、各モールの公式HPにて案内
実施場所:
大阪府内5施設のイオンモール
イオンモール堺北花田(堺市北区)
イオンモール堺鉄砲町(堺市堺区)
イオン藤井寺ショッピングセンター(藤井寺市)
イオンモールりんくう泉南(泉南市)
イオンモール日根野(泉佐野市)
回収品目:家庭用廃食用油(家庭から出る食用油のみ回収可能)
※ラードや牛脂などの動物性油、マヨネーズ・ドレッシング類
鉱物油、家庭系以外の油は回収対象外