コーナン商事(大阪府))が10月10日に発表した2025年2月期第2四半期決算(連結2024年3月1日~8月31日)は、営業収益が前年同期比7.7%増の2,566億円、営業利益が1.8%増の159億円、経常利益が2.9%増の153億円となり、増収増益で上期を折り返した。
上期の売上高は、日用品、季節商品、防災用品などが牽引して7.9%増を達成。既存店は、日用品、家電、PRO商材などの販売強化に取り組み、2.7%増となった。
売上総利益率は0.7ポイント低下して37.06%となったが、売上総利益は50億9,300万円増の919億7,500万円。販管費は、人件費と賃借料を中心に36億6,500万円増えて、合計で51億4,200万円増の844億9,300万円と膨らんだ。売上総利益増加分で販管費増加分は吸収できなかったが、売上総利益と営業収入の増加分合計が54億1,700万円だったことから、営業利益は前年同期に比べて2億7,500万円増加。中間純利益は、閉店に伴う特損計上などにより10.0%減の92億円となった。
2025年2月期の連結業績については、営業収益で6.1%増の5,013億円、営業利益で7.5%増の259億円、経常利益で6.2%増の240億円の増収増益を見通し、営業収益は初めて5,000億円を突破する。