カインズ(埼玉県)は8月19日、三重県桑名市と「包括連携協定」を締結した。
この協定は、地域の多様化・複雑化する課題に対して、カインズと桑名市が連携し、資源を有効活用して市民サービスの向上や地域の発展を目指すものである。
カインズは2021年に策定した「くみまち構想」に基づき、日本の地域や暮らしが抱える課題に取り組んでおり、今回の協定締結はその一環である。
桑名市内には西日本最大級の「カインズ桑名店」と、同社最大の物流拠点である「カインズ桑名流通センター」があり、この2拠点で約400名の雇用を創出している。
同協定では、予防救急の啓発活動、防災・災害対応、職場体験の実施などを通じて、桑名市との連携を強化し、地域の活性化に寄与する。また、高齢者や障害者支援、産業振興、地域雇用の創出、観光振興など11項目の分野での協力を通じて、市民サービスの向上を図るという。