オークワ、エフピコと使用済み食品トレーの水平リサイクルを推進
近畿・東海を中心に食品スーパーを展開するオークワ(和歌山県)とエフピコ(広島県)は8月1日、使用済み食品トレーを店舗で回収し、再び食品トレーや容器として再利用する水平リサイクルを推進する取り組みを開始した。
この取り組みでは、地域の消費者が使用済み食品トレーをオークワの店舗に持ち込み、設置された回収ボックスで回収する。集められたトレーはエフピコによってリサイクルされ、「エコトレー」として再びオークワの売場に並ぶことになる。オークワは2023年の回収量が136.5トンに達し、これにより1,335トンのCO2排出量を抑制した。
2024年は、店舗での環境イベントや訴求活動を実施し、地域の消費者に環境意識を高めることで、使用済み食品トレーの回収量を150トンに増やし、CO2排出抑制量を年間1,500トンにすることを目標としている。両社は、同取り組みを通じて持続可能な「循環型リサイクル」の実現を目指す。