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セブン、純利益半減=コンビニ苦戦―3~5月期

小売り大手セブン&アイ・ホールディングスのロゴマーク
〔写真説明〕小売り大手セブン&アイ・ホールディングスのロゴマーク(時事通信社)

 小売り大手のセブン&アイ・ホールディングスが11日発表した2024年3~5月期連結決算は、純利益が前年同期比49.3%減の213億円にとどまった。主力のコンビニエンスストア事業が日米ともに苦戦。インフレ下で消費者心理が冷え込み、客足が伸び悩んだ。 

 国内コンビニは値引きキャンペーンの販売促進費を積み増したが、期待した効果が得られずに低調だった。今後は低価格帯の品ぞろえを増やして挽回したい考えだ。米国ではコスト上昇分を商品価格に転嫁しない戦略で客数の増加を狙ったものの、振るわなかった。

 売上高に当たる営業収益は3.2%増の2兆7347億円、営業利益は27.6%減の593億円だった。25年2月期の業績予想は据え置いた。