フジ(広島県)は、再生可能エネルギーの活用拡大に向け、PPAモデルの導入を拡大することを6月6日に発表した。
PPAモデルとは「Power Purchase Agreement」(電力販売契約)モデルの略で、PPA事業者に敷地スペースを提供し、PPA事業者が設置した太陽光パネルで発電された電力を店舗が自家消費分として購入・活用する取り組みだ。
同社は、2024年度から2026年度の中期経営計画にて、 2030年までにCO2 排出量50%(2010年比)削減の目標を掲げ、節電や再生可能エネルギーの活用を推進している。この目標達成に向けた取り組みとして、PPAモデルを活用した太陽光発電設備の導入を拡大する。
年間12店舗の設置を目標に、2024年5月までに5店舗の設置が完了しており、6月には4店舗で導入を予定している。2024年度末までには、全73店舗での導入を目指す。
今後は、新店での太陽光発電設備の設置とともに、既存店でも導入を進め、環境負荷を低減した店舗づくりを実現する。