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万代、貨物鉄道とトラックを使った水産物の輸送・販売のトライアルを実施

万代の貨物鉄道を利用した輸送
(画像)JR西日本イノベーションズ・ニュースリリースより

 大阪を地盤に近畿圏(兵庫、奈良、京都、三重、和歌山)に食品スーパー(SM)を展開する万代(大阪府)はJR西日本イノベーションズ(大阪府)と協力し、販売先が直面する水産物の輸送問題を解決するため、日本貨物鉄道(東京都)の貨物鉄道と運送会社のトラックを利用した輸送・販売のトライアルを実施する。

 実施日は5月9日に出荷元にて積み込みを行い、JR貨物仙台貨物ターミナル駅を出発し、翌日の5月10日にJR貨物吹田貨物ターミナル駅に到着する。そこから、5月11日に万代の「寝屋川フローズンセンター」に荷下ろしする計画だ。

 輸送区間は宮城県気仙沼市から大阪府寝屋川市までで、輸送商品は冷凍銀鮭切身8トン(1箱5kg×1,600箱)を予定している。

 今回のトライアル結果を踏まえ、大量・大型の水産物の輸送を課題とする生産者や卸会社、量販店、飲食店などの販売先をサポートする輸送・販売の実用化を図る。