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カインズ さいたま市と「包括連携協定」を締結

カインズとさいたま市の「包括連携協定」
右から、さいたま市 清水勇人市長と、カインズ 植木俊行 理事 コーポレートサポート本部長 兼 くみまち渉外責任者(カインズ ニュースリリースより)

 カインズ(埼玉県)は4月19日、さいたま市と包括連携協定を締結した。

 この協定では、カインズとさいたま市の双方が持つ資源を有効に活用し、相互連携と共創活動を推進することで、地域の課題やニーズに迅速かつ的確に対応し、市民サービスの向上や産業振興、地域の活性化を目指す。

 カインズは、2021年より「くみまち構想」を掲げており、さいたま市内のカインズ大宮店(さいたま市西区)とカインズ浦和美園店(さいたま市緑区)では、本協定の締結前から「環境」、「防災」、「教育・子育て」、「地域産業振興」の領域で連携を進めてきた。

 また、脱炭素先行地域である同市との連携事業として、カインズ浦和美園店には太陽光パネルと蓄電池を導入し、自家発電・蓄電による地域脱炭素に貢献している。

 同社は今後、この協定のもと、災害対策や農業振興、子育て支援をはじめ、産業・経済振興、地域雇用の創出や高齢者支援、障害者支援など11の事項について連携・協力を行っていく。

【協定の連携事項】
(1) 地域・暮らしの安心・安全、災害対策に関すること。
(2) 農業の振興、地産地消の促進に関すること。
(3) 環境保全に関すること。
(4) 子育て支援、子ども・青少年育成に関すること。
(5) シティセールス、観光振興に関すること。
(6) 産業・経済の振興、地域雇用の創出に関すること。
(7) 高齢者支援、障害者支援に関すること。
(8) 健康増進に関すること。
(9) スポーツ、文化、芸術の振興に関すること。
(10)まちづくりに関すること。
(11)その他市民サービスの向上と地域の活性化に関すること。

※各事項の具体的な取り組み内容は、都度、さいたま市と協議し決定する。