カインズ(静岡県)は、4月20日からカインズ掛川店(静岡県掛川市)で、掛川市、再生プラスチックの生産と販売を行うプラニック(静岡県)、リサイクル関連業を手がける太洋サービス(静岡県)と共創する事業として、掛川モデル「製品プラスチック」資源循環実証実験を開始した。
この実証実験は、製品プラスチックの店頭回収とリサイクルを行うことにより、資源循環モデルの構築を目指すもの。
カインズは、「くみまち構想」に基づき、環境取り組みを強化しており、全239店舗中77店舗において、古紙や段ボール、衣類などの資源回収ステーションを設置している。
この取り組みは、カインズ店舗を地域社会における資源循環の拠点として機能させることを目的としている。
本事業は、2050年のカーボンニュートラル実現に向けた掛川市のビジョンに沿って、掛川SDGsプラットフォームに参画する3社による共創事業の一環。令和4年4月に施行された「プラスチック資源循環促進法」に基づく製品プラスチックリサイクルの取り組みとして、市民の利便性や事業の経済性、持続性、リサイクル方法についての研究を進めていく。