JR東日本 「えきPET吸音材」開発 駅で回収したペットボトル活用
JR東日本(東京都)は9月19日、駅で回収したペットボトルを活用した「えきPET吸音材」を開発したと発表した。
同社はサステナブルな社会の実現に向け技術開発に取り組んでおり、今回JR東日本環境アクセス、ビーエステクノ、三井化学と協業し「えきPET吸音材」を開発した。
「えきPET吸音材」は、駅で回収したペットボトルを含むリサイクル由来の原料比を約50%に高め、製造時のCO₂排出を5%低減しているのが特徴。
これまでは回収したペットボトルの処理フローは多様であり、繊維化に適したフローは定まっていないなど課題があった。
処理フローを見直し、トレーサビリティを明確化した。
その結果、鉄道利用に向けたリサイクルが可能となり、リサイクル原料比が25%から50%に向上した。
吸音板1枚につきペットボトル約35本分を含有しているという。